先日,ある裁判所に向かう途中,同期に会いました。
すれ違った瞬間,あれ?と思い後ろを振り返ると,相手も後ろを振り返っていて,「やっぱり」,「おぉ」という感じ。
優秀な彼女。当初P志望でしたが,お誘いがありJになったと記憶しています。今は育休中だそうで,ベビーカーにかわいい男の子を乗せていました。
なお,ここでいうPとは検察(Prosecutor)のこと。Jとは裁判官(Judge)のことです。因みに弁護士はA(Attorney)ではなくて,B(Bengoshi)と呼びます。Aだと,被疑者、被告人(Accused)と被るからと聞いたことがありますが,本当なのかよくわかりません。ただ,結論として,弁護士はBでいいんじゃないと,どこか抜けた決め方をしたところが,法曹界らしくて妙にしっくりします。
以前から,その裁判所の破産を中心に仕事をされていると聞いていたので,「(当該裁判所に)破産手続を申立てるのに抵抗を感じていたんだけれど,実は3件申立てる予定なんだよねぇ」と話しました。同期に書面を見られるのは,恥ずかしいというか,少し緊張します。実務についてからの成長をチェックされるような気持ちになるからでしょうか。
すると,Jの彼女も,「わかります,わかります,知っている人の事件を担当するとなんか変な感じですよね」と同意してくれ,そして「育休明けは,違う裁判所に行く予定ですから(大丈夫ですよ)。」と笑っていました。
期日があったので,あまり長くお話をすることはできませんでしたが,思いかけず楽しい時間を過ごすことができました。