石塚弁護士ブログ

「弁護士による事業承継」の研修を受けてきました。

先日(29日)は,千葉県弁護士会主催の「弁護士による事業承継」の研修を千葉県弁護士会松戸支部で受けてきました。

中小企業・小規模事業者は,全企業の99.7%を占め,全雇用の70%を担っておりますから,中小企業・小規模事業者が日本経済を支えているといって間違いないでしょう。しかし,今,この中小企業・小規模事業者数が年々減少をしております。2009年に420万者あった中小企業・小規模事業者数は,2012年には385万者,2014年には380.9万者まで下がっております。その理由の一つとして,中小企業・小規模事業者の事業承継の問題があると考えられております。

この中小企業・小規模事業者の事業承継の問題とは,中小企業・小規模事業者の経営者が高齢化するなどして,事業(会社)経営を後継者に承継させる必要が生じているが,事業の将来性が乏しい,親族・社内後継者が不足している,親族間の相続問題,及び税負担問題等の理由から,事業を後継者に承継できずに,そのまま廃業に至っているという問題のことです。中小企業・小規模事業者数の減少は日本経済に直結するため,現在,国は,中小企業庁を旗振り役として,事業承継問題対策に積極的に乗り出しております。

かかる事業承継問題対策には,遺留分,株式譲渡,事業再生などの法律上の知識が必須であるため,事業承継問題には弁護士による積極的な関与が望まれており,各弁護士会はその要請に応えるべく,研鑚を目的として多くの研修を開催しております。

私も以前からこの事業承継問題には関心があり,地元柏市及び近隣の市町村の企業さま及び市民の皆さまの事業承継問題に十分に対応するべく,事業承継に関する書籍を読んだり研修に参加したりしております。事業承継問題についてご相談やご要望がございましたら,当事務所にお問合せいただければ幸いです。

なお,この事業承継問題に関しては,後日,当事務所のホームページにおいても基礎知識として掲載する予定です。